とまるもゆくも 限りとて

かたみに思う 千万の

こころのはしを 一言に





「何だかさ、あっという間だったね」

胸元にひらひらと花飾りが揺れている。

「本当に、な・・・」

ざわざわと、風が三人の間を通りすぎていく。

「・・・・・・」

言葉が、出ない。

頭上の木々の間から、まばゆい光が降りそそぐ。

手をかざしてじっと見つめるのは、今日もやはり。
文句の付けようもない、青い空。

どこまでも続く、空のしたで。


「・・・ありがとう」

誰かの小さな言葉が、風に流されていった。






幸くとばかり 歌うなり